住友林業だけでは予算的にもたいへん心もとないので、もう一つ候補となるメーカーを探すことにした我が家。
前回は、多少めぼしをつけてから住宅展示場へいきましたが、だんだんと住宅展示場に行くのも慣れてきたため、今回は、また何の準備もせずなにも考えないままに行きました。
そうやっていい加減に展示場を訪れると、たいてい子供の思うままに進んで行くことになります。
ということは、当然、モデルハウス外にあるこどもを寄せるためのキャラクターの風船などに見事に釣られることとなります。
まずは、一条工務店でした。
一条工務店を見る
一条工務店、実はなんとなくですが避けていました。
一条工務店だけだったのです。
モデルハウスの外で女性の方が呼び込みのようにやっているのは。
しかも、かなり熱心に。
他のハウスメーカーは、外にはほとんど誰もいません。
一条工務店は、モデルハウスの外になぜか女性がいて、見ていきませんか?という感じで声をかけています。
・・・・あやしい。
そんな風に思っていました。
しかも一条工務店なんて名前は聞いたこともなかったので余計に警戒心は高まります。
でも、たまたま一条工務店の前を通りかかったら、キャラクターの風船を配っていたのです。
子どもは見事に釣られてしまい、入ることになりました。
入ったのはセゾンだったと思います。
第一印象は重厚。
でも、我が家の趣味とは、少し違いました。
ちょっと前の結構いい洋風の家。
私個人としてはそんな風に感じました。
いい家だとは思うのですが、室内が全体としてちょっと前の洋風、という雰囲気なのです。
担当してくれた営業さんが、あまりはまっていない、というのを察したのか、若い方にはこちらのほうが好みかもしれません、と、i-cubeとi-smartのカタログをだしてきて見せてくれました。
なるほど確かにこちらのほうがいいかも。
そして、営業さんはさらに言います、
「i-cubeならすぐそこにモデルハウスありますよ。」
「実は、こちらのほうがお安く建てることができます。」
安いのは大歓迎です。
見た目としてもそちらが好みなのですから迷うことはありません。
すぐにそちらに移動しました。
営業さんは、高気密高断熱についてかなり熱く語ってくれました。
あとはシロアリ対策なども、しっかりと説明してくれました。
私としては、かなり感銘を受けました。
家は性能。
悪くない言葉です。
でも、i-cubeを見て思ったことは、やはり見た目は住友林業のほうがいいな、ということ。
でも、それもよく言われることなのでしょうか?
営業さんは、
「うちはモデルハウスはできる限り標準仕様にしています。」
「他のメーカーのモデルハウスはかなりオプション満載ですから。」
等々、攻勢を強めてきます。
確かに、そのとおりかもしれません。
モデルハウスをどのように見ればいいかもわからなかったため、説明を聞きながら見ているのですが、我々のような素人は、家自体というよりも、インテリアのセンスによって、簡単に印象を左右されているような気がします。
そうなると家は性能という一条工務店も悪くないかも。
そう思いながら、外へ出て、外観を見ました。
・・・・やはりあまり好きじゃないかも。
どこが悪いって事は無いんですが・・・・。
まあ、なんとなく私のセンスとはあわないのかな?と思っていましたが、意外にも嫁は説明が気に入ったみたい。
意外です。
へーベルハウスでは技術的な説明に興味なさそうだったのに一条工務店では、あまり技術的ではなかったかもしれませんが、構造などの説明が多かったのに気に入ったらしい。
どうも嫁としては、シロアリのところの説明が非常にお気に召しているようでした。
あの緑色の木のやつです。
私は、へーそうなんだ、という感じで割りと聞き流してました。
シロアリなんて、被害にあう時はあうし、あわない時はあわない、運みたいなものだと思ってたので。
でも、嫁が興味あるならととりあえず候補に入れとこう。
時間もあるので、もう2軒くらいは見ようということになり、ここでは考えることも面倒になってきたので、何も考えず隣のモデルハウスへ行きました。
パナホームを見る
パナホームでした。
パナホームは、どうだったか?
・・・特に印象に残ることはなかった。
良くも悪くもです。
なにも起きなかったという感じでした。
営業の方もそつなく説明してくれたのですが、本当に印象が薄い。
悪くは無かったのです。
でも、良くも無かったのだと思います。
ふーーん、という感じでモデルハウスから出てきました。
嫁は悪くないけど、家電メーカーで家を建てなくても別にいい、パナソニックが大好きな人がパナホームで建てるのかな?などと言っていました。
たしかにパナとついているだけで、普通のハウスメーカーと変わらないですよね。
最後の1軒は?
すぐ隣だからと入ってみて、なんだか少しがっかりしたので、次はどこに入るか考えました。
やはり少しは考えて入らないと時間と労力が無駄になりそうなので。
でも、結局よくわからないから、展示場の町並みを歩きながら、見た目重視で選ぶしかありません。
結局見た目だけ、と考えはとっても浅いです。
子供もいるため展示場内を歩くのにも結構時間が掛かりましたが、夫婦で協議した結果、またもや聞いたこともないメーカー、東日本ハウスにしました。
理由は、外観が一番和っぽいから。
住宅展示場に並ぶモデルハウスの中で、見た目が他のハウスメーカーとは一線を画してます。
入ってみると、中もかなりの和。
住友林業も和っぽかったけど、これほどではなかったですね。
私も嫁も和の雰囲気が好きなので、好印象です。
ほんとうに木がたくさん使ってあって、和室もかなり本格的。
ここで真壁と大壁についての説明を受けました。
真壁にすると少々お値段アップのようでした。
今までそんなことは気にしたこともありませんでしたが、実家などは古い家なので和室は当然のように真壁でした。
そこは私はどちらでもよかったので、大壁で、と思いましたが、嫁は、真壁がいいみたい。
・・・・なぜ?
なんとなくだそうです・・・なんとなくで高いほうを選ぶのですね・・・。
明確な理由は語られず、闇の中。
なぜか高いほうを選びがちな嫁です。
いろいろ説明を受けてとりあえず退散。
3軒見終わって、私たちも子供も結構疲れてしまったので、近くのファミレスでちょっと休憩することにしました。
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