展示場でモデルハウスを何軒かさまよい歩き、少し疲れたので住宅展示場の隣にあったファミレスへ。
ファミレスでホットケーキとドリンクバーをたのみ、子供がアイス、アイスとうるさいので、仕方なくそれも頼みました。
ここで展示場でもらったカタログを見ながら嫁と会議を開催。
私 「どこがよかった?」
嫁 「東日本ハウス」
たぶん、そうだろうとは思っていました。
でも、私はそのモデルハウスで気がつきました。
たぶん、東日本ハウスって私たちが知らないだけで、めちゃくちゃ高いハウスメーカーなのではないか?ということに。
あれだけふんだんに木を使って、しかもいい感じに仕上がっている。
ということは、きっとかなりお高いはず。
できることならば避けたほうがいいメーカーのような気がします。
ここで私は、営業さんに案内されながら教えてもらったことを思い出しました。
「でも、あそこはメーターモジュールだよ」
メーターモジュール。
ついさっき教えてもらった新たなワードです。
東日本ハウスで営業の方が、尺モジュールとメーターモジュールについて教えてくれました。
それまでそんな違いがあるなんて気が付きもしないで見ていたのですが、東日本ハウスでは、なんとなく部屋が広く感じたのです。
もう本当になんとなくなのですが・・・。
どちらかというと鈍感な私にしては冴えています。
そのことを営業さんにたずねてみると、その答えは、おそらくメーターモジュールだから、というものだったのです。
どうやらこれまで見たハウスメーカーのモデルハウスはどこも尺モジュールだったようで、はじめてメーターモジュールの部屋を見たらしい。
実際は、積水ハウスはメーターモジュールのはずですが、最初にみたので比較対象が無く、さらにその雰囲気に圧倒されて、まったく気がつかなかったようです。
メーターモジュールも悪くないかもと思いましたが、和室はちょっといただけない感じでした。
そして、私が気が付いたのも和室。
廊下はメーターモジュールのが広くていい。
階段も幅が広いので移動空間としては便利だと思います。
でも、和室はやはり見慣れている尺モジュールのほうがいい雰囲気でした。
東日本ハウスの和室もかなりしっかりとした造りだったのですが、なにか違和感があるのです。
尺は、910mmで、メーターは、1000mm。
その差は、わずか90mmですが、その90mmだけ畳も大きくなるということ。
そのせいかなんか間延びしたように感じてしまいなんとなく不自然なのです。
たぶん尺の感覚に慣れているためだと思います。
我が家の住んでいるアパートには畳がないのに気が付くなんて、意外でしたが、実家には和室がありますからその時の記憶などから違和感を感じるのでしょう。
慣れてしまえばメーターモジュールでもいいのかもしれませんが、とにかくそのときは不自然に感じました。
私 「和室が、なんとなく変だったよ」
嫁 「別に気にならなかったけど」
まじですか?
本格和室にこだわってそうだったので、当然違和感を感じていると思っていたのですが、まさかの、そこはスルー。
この違和感については、モデルハウスで営業の方がカタログを取りに、ちょっと席を外している間にも嫁に言ったのですが、ピンと来ていなかったので何のことかさっぱりわからなかったみたい。
・・・・感覚ってそれぞれ違うんだなあ。
金額は、かなり気になりますが、気に入ってるようなので、とりあえず候補にいれておくことにしました。
私 「じゃあ、もう一つは決まりだね」
嫁 「一条工務店も気になる」
私 「一条か。悪くないけど、和は難しくない?」
嫁 「カタログには、かなり和っぽいのもあるよ」
確かに、和もありました。
でも、一条もとなると、住友林業、へーベルハウス、東日本ハウス、そして、一条工務店と4社になってしまいます。
4社に見積をもらって検討するのは結構大変かも。
できればもう一社減らして3社にはしたいところです。
それならば、とりあえずへーベルハウスの価格をそれとなく聞いて、我が家に手を出せるものなのか確認してみよう、ということになりました。
めちゃくちゃ高くて手が出せなければ、それで自動的に3社に絞れることになりますから。
そして、ついでに、といってはなんですが、 東日本ハウスで気になった和室の確認も兼ねて住友林業も、もう一度見てみることにしました。
ドリンクバーを頼んだので、もうちょっとファミレスにいてもよかったのですが、子供が食べ終わって飽きてきてしまいうるさくなってきた。
会議も一応は結論を得て終了したので、再び展示場へ向かいます。
まずは、住友林業。
この間の営業さんは不在でした。
ちょっと残念。
先日見せてもらったのですがもう一度見せてもらいたい、と伝えたらとりあえず別の方が案内してくれました。
2度目でも印象は変わりませんでした。
やっぱりこの雰囲気は好きかも。
積水ハウスほどおしゃれすぎないけど、そこそこおしゃれな感じ。
そして、和室は東日本ハウスよりもいい。
やはり尺のほうがしっくりきます。
ただ、さっき東日本ハウスの和室を見たためか、以前よりちょっぴり印象が冴えない。
東日本ハウスが純和室だったのに対し、住友林業はモダンな和室という感じで、和室としては東日本ハウスのほうが力を入れてる感じがしました。
ただ、和と洋のバランスが住友林業は優れているかも。
洋の中の和室として調和させようとすると住友林業のような雰囲気の和室のほうがいいのかもしれません。
それと今更に気が付きましたが、住友林業の和室は大壁なので、それがよりモダンに見える理由かも。
そして、和室ではなく洋室の部分だけを東日本ハウスと比較すると住友林業のほうが質が高い感じがする。
東日本ハウスの洋の部分は、木のナチュラルな雰囲気を出しています。
対して、住友林業は、洋でさえ和モダンって感じで非常にスタイリッシュ。
でも、和室単体で見ると純和風のほうが個人的には好みかな。
純和風のしっかりとした和室を見ると、大壁の和室はどうしても洋の雰囲気がしてしまい、ちょっとニセモノのように感じてしまいました。
ただ、他の部屋とのバランスを考えてわざと大壁かもしれませんが。
おしゃれなのは住友林業かな。
この2社はどちらがいいのか結論はでませんね。
住友林業は一応確認のためにもう一度訪問させてもらっただけなので、そこそこでおいとまして、本題にと向かいます。
へーベルハウスの価格確認です。
へーベルでは、前回の営業の方がいました。
ちゃんと覚えていてくれたようです。
たいしたものです。
ただ、前回は閉店間際に行って、さらに結構長居させてもらったので、悪い意味で印象深いだけかもしれませんが。。。
またいろいろとお話させてもらい、正直へーベルもいいなと思いました。
そこで、今回の目的。
お金の話です。
・・・・・・
・・・・
・・・
結果へーベルハウスはあきらめました。
どうやら私たちの希望する家の大きさから考えて、どうしても3000万オーバーとなってしまうようです。
おそらく安めに言っているような気がするので、下手をすると3500万オーバーもあり得るのかも。
そこにもし地盤補強などが必要となったら、そりゃあもう大変。
ということで、自動的に3社に絞り込まれました。
非常に残念ですが、結果オーライということにしておきましょう。
とりあえず、この3社、住友林業、東日本ハウス、一条工務店で検討することになりました。
正直言って、へーベルハウスの営業さんが、予算的に何とかなるような他のハウスメーカーの営業だったなら、たぶんこの方にお願いしていたと思います。
それくらい私としてはしっくりくる営業さんでした。
ちょっと意地悪な質問にもきちんと返答してくれましたし、よその悪口もいうことなく、自社のアピールもさりげなくてうまい。
個人的に大変勉強になりました。
営業とはこうあるべきだ、というお手本でした。
ただ、我が家の懐事情では、へーベルハウスは、とてもじゃないけど手が届きませんでした。
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