だいぶ前になりますが、トイレの扉がトイレと廊下とを区切る床の見切り材にあたる、ということを書きました。
このあたりのこと。
一応、工務店に連絡しましたが仕方ないという感じで、そのまま放置。
結局自分でトイレの扉を調整してその時は解決しました。
でも、また当たりだしたのです。
仕方なしに再調整しようと思ったのですが、やっと私も気が付きました。
あたっているのは扉自体ではなく、ドアストッパーになる部分。
よくあるマグネットのもので、扉の下のほうに取り付けるような形状。
床面にもつけて扉が来るとマグネットによって突起がでて止まるものです。
これの扉側につけるものが、扉より低く付いています。
そりゃあこすれるわけですね。
では、なぜほかの扉はこすらないか?
他の扉もしっかりと見て考えてみました。
我が家には開き戸は他に2ヶ所。
その、2ヶ所はまったく当たりそうになり。
理由は簡単でした。
その2ヶ所とも見切り材がない場所なのです。
トイレの床は廊下とは異なります。
だから、見切り材が必要。
でも、他の扉は廊下とリビングだったりして、床材が同じフローリングが貼られていました。
見切り材は当然ない。
見切り材の厚さは測ってはいませんが、2ミリ程度。
この2ミリが曲者だったのです。
ドアストッパーを使用するには扉の下のほうで、高めにつけるとおそらくマグネットが効かなくなってドアストッパーが動かなくなってしまう。
そのためにはできれば低めにつけたい。
そのため夏冬の家の動きで、季節によってはギリギリ大丈夫だったものが見切り材に当たってしまう。
これがこの事件の全貌です。
これはもう扉の調整ではおそらく難しい。
ドアストッパーをもう少し高くするしかありません。
ドアストッパーをさわってみたら、カバーが取れて取付ねじのところの穴が縦長の穴になっているため簡単に調整できそうでした。
ただ、もうそこそこ上のほうに付いていたので、わずか数ミリですがさらに上にずらす。
これで調整できる範囲の一番上。
これ以上は調整できません。
そして、扉を開閉してみる。
問題なしです。
開閉してもこすれることはなくなりました。
後はドアストッパーが機能すればOK。
試しにゆっくりドアを全開にすると、マグネットが効いて問題なく動作して壁に当たることなくドアは止まりました。
何度か試してみても問題なし。
かなりの勢いで開けてもOK。
何ということでしょう。
工務店もよくわかってないだけで、ちょっと調整するだけでOKだったのです。
以前に必死でやった扉の微調整はまったくの無駄だったのです。
気になっていたことが無事に解決できたので良しとしますが、我が家の工務店のレベルがちょっと心配になる出来事でした。
まあ、初めに問題なければ調整しないだろうから仕方ないのかもしれません。
私も扉が当たっている、と伝えてしまった気がするので、ストッパーのことだとは思わなかったのかもしれないしね。
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