最近の多くの家が通気工法でできていると思います。
外壁と断熱材の間に隙間があってそこを空気が流れているというもの。
その隙間を空気が流れることによって湿気が逃げていくようになっている。
このように理解しているのですがあっているでしょうか?
特にこれまで疑問は感じていなかったのですが、最近少し気になるようになってきた。
家にも確かに隙間が空いています。
隙間はいいんですが、その下の金具のところに糞の跡のようなものが付いているのです。
一条工務店で建てられた方のブログなどを見るとコウモリがこの隙間に入って糞が下に落ちてくるなんていう話もあるようで、少し心配。
しばらく様子を見ていましたが、どうもコウモリではないよう。
糞が違うのです。
ちょっと汚い話になりますが、ボリュームがもっと少ないとでも言いましょうか・・・。
すごく小さいんですよね。
少し拭いたりして綺麗にして、しばらくするとやはりまた跡ができている。
でも、コウモリとかに比べると圧倒的に小さいのです。
ヤモリの可能性もかんがえました。
外壁にたまに見かけますので。
でも、どう考えても糞がもっと小さい。
動物というよりは虫ではないかという大きさなのです。
虫とすると、いわゆる黒いあまり見たくないあの虫だろうか?とも思ったのですが、どうやら違うようです。
ネットでいろいろな糞を調べまくった結論としては、おそらくクモみたいです。
まあ、クモもあまりうれしくないのですが、さすがにクモを何とかするのは難しい。
一定の広さの空間を調べればクモが必ずいる、なんて話を聞いたことがあるくらいすごくたくさんそこら中にいるらしいですから。
しかも、クモは害虫を食べてくれるらしいので、益虫であるらしい。
とりあえずたぶんクモであろうということにしておこう。
その周辺には細かいクモの巣が良く張っているので、ここに居ついてしまったようです。
クモの巣はちょっと気にはなるけど、糞などの跡も本当に小さなものなので、あえて対策はしなくてもいいかも。
また気になったらもう少し調べようかと思いますが、クモの巣があって、あんな感じの糞の跡ならまあ間違いないかもしれません。
本当は玄関周りなのであまりうれしくはないのですが、注視しなければ気になるほどの汚れでもないのであきらめるしかないかもしれません。
クモのことはまあいいとして、よくよく考えてみるとあの通気層って本当に空気って流れているのでしょうか?
サイディングを取付けるために金具を付けるため、木がぐるーっと回るようにつけられていたと思うのですが、空気なんて流れる隙間ってあるのかな?
隙間0ではないと思うけど、ほとんど隙間なんてないくらいだと思うけどなあ。
そんな小さな隙間だとホコリとか砂ですぐに埋まってしまいそうな気もする・・・。
通気工法自体はそれほど新しい工法ではないので、おそらく有効であることは間違いないと思うのですが、実際の施工においてどれくらい生かされているかは謎だな。
本当に小さな隙間さえあれば空気が流れるかもとも思う。
水平方向だと微妙なんだけど、垂直方向の隙間は空気が流れやすい気もします。
温度は外気とほとんど変わらない気もするけど、外壁の外よりはサイディングの内側のほうが暖かいだろうから、煙突効果もあるかもしれません。
そうなるとわずかな隙間でもある程度空気は流れるかな?
まあ、実際に通気層が大きいと、大きな虫やネズミなどに入られてしまい、余計に困ることがおきそうだから仕方ないのかもしれないけどね。
隙間が広いと通気層の機能としてはプラス。
でも、害虫や小動物は侵入しやすくなるというマイナスがある。
うーん。
どっちもどっちなのかもね。
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