建築予定地の木を抜こうとするが途中で断念

農地転用も完了し、もうあとは工務店と詳細仕様を打ち合わせて決定すれば着工となります。
最短だと、一ヶ月後くらいには着工できるらしい。
そして、いつの間にか我が家でやっておくと約束してしまった家を建てる土地に植わっている木を抜いておかないといけない。
当然、着工までには絶対に抜いてくれと言われました。
本当はもう少し先でもいいが、先送りしているといつの間にか期日がやってきてしまうので、早速木を抜いてみることにしました。

その土地の端のほうに、5本。
だいたい私の背丈程度の小さな木が4本とさらに小さい腰までくらいの木が1本植わっています。
小さいのはつつじですね。
他の木は、私ではよく分からないもの。
これがもっと大きければ、どこかに依頼するのですが、これくらいならたぶん何とかなりそうだから自分でやることにしました。
ちなみに、私の両親は、家庭菜園というには大きすぎるが、農家というと少し規模が小さいという程度に畑をやっているので、農具を借りてやってみました。
そもそもアパート住まいの我が家には大きなスコップすらないですから。

どうやると簡単かな?と少しだけ考えてみましたが、何の知識もない私では特に何も浮かんできません。
考えているだけ時間がもったいない。
ならば実行あるのみです。
とにかく根元を掘り返してみました。
といっても簡単ではありません。
根っこが想像以上に広がっていて、掘ろうにもなかなか掘れない。
これ、結構やばいかも。
人間で抜くのは無理なのではないかとくじけそうになりましたが、とにかく掘り進めました。
手伝うというので子供も連れて来ていたのですが、初めは周りで遊んでいましたが、そのうち私の母がやってきて、ジュースを飲みに行くといって、いっしょに私の実家へ行ってしまった。
まあ、飽きたんでしょう。
一人寂しくひたすら掘ったり、根を切ったりしていました。
嫁はというと、ちょうど美容院に行くときだったので不在。
それで暇だったのでやろうと思ったのですが、もっと気合を入れてやるべきことでした。
暇だからやってみるか、などといういい加減な気持ちでやる作業ではなかったなあ。
たぶん2時間近くかかって、ようやく2本分の根元を掘り返しました。
ほんとうは全部今日中に抜こうと思ったのですが、だんだん日も落ちてくるため、このあたりで断念。

 

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根元を掘り返した2本も、まだ簡単には抜けそうもありません。
幹をおもいっきり蹴飛ばすと、結構動くのですが、抜けそうにはありません。
そうこうしてもがいていると、美容院から帰ってきた嫁がやってきました。
嫁「あれ、まだ一本も抜いてないの?」
なかなか言ってくれます。
この私の汗と泥にまみれた惨状を見れば、なんとなく苦戦も想像できそうなものなのに・・・。
ちょっとイラっときましたが、こんなことやったこと無いだろうから仕方ない。
というか私もこれほど抜けないとは思ってなかったので・・・。
でも、ここから嫁も少し手伝ってくれました。
小さなスコップでですが、木の根元をさらに掘ってみる。
根っこがあるから小さなスコップである程度掘って、のこぎりとなたで根っこを切る。
30分ほどやって、これなら抜けそうな気がする。
また幹を蹴ると今度は斜めに傾きました。
そして、木をつかんで思いっきり引っこ抜くと、抜けた!
夫婦の共同作業。
ちょっと感動的でさえあります。

一本抜けたので、もう一本と思いましたが、ここで体力の限界。
体力というよりは気力がなくなりました。
一番大きな木だったとはいえ、半日がかりでわずか1本。
あと4本あるので、単純計算だと丸2日かかる。
やり方はわかったから次からは、もう少し早いんじゃない?と嫁に慰められながら家に帰りました。
子供を連れに私の実家に行くと、私の父が
父「2本くらい抜けたか?」
と聞いてきました。
2本って聞いてきたって事は、父は今日全部なんて当然無理ってわかってたんだな。
難しいことを知っていたってことだ。
早く言ってくれればよかったのに。
なんとなくどこかの業者に頼んだほうが良かったような気がする・・・。
思い返すと、父は、抜けなくは無いけど頼んだほうが楽だぞって言っていました。
たしかに、その通り。
抜けなくは無いけど頼むべきだったな。
植物を侮ってはいけませんね。
ちなみに土地ですが、雑草はあまり生えていませんでした。
両親が除草剤をまいてくれたようで、その点は助かりました。

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