この間の住宅展示場では、結局、全部で6軒のローコストハウスメーカーと工務店のモデルハウスを見てきました。
後になってから振り返ってみると、やはり見た中ではクレバリーホームが一番好みだったかも。
クレバリーホームには一つ特徴があって、外壁のタイル張りが比較的安くできるようです。
正直言えば、外壁を絶対にタイル張りにしたい、というわけではないのですが、ローコストハウスメーカーの悪いところといいますか、コストを抑えた結果なのかもしれませんが、どこもこれといった特徴が無いのです。
まあ、よく言えば特徴がない分、建てた後、どこで建てたのかわからないからローコストメーカーで建てたってばれないとも言えますが、とにかくこれといった特徴がない。
しかも、大手ハウスメーカーを一通り見た後だったので、余計にどうにも全体がかすんで見えてしまいます。
やっぱり大手ともなると、モデルハウスにも贅沢にお金がかけられていますね。
モデルハウスだけを比較すると、豪華さがほんとうに違います。
でも、実際に予算ギリギリで標準で家を建ててしまうと、おそらく大手もローコストもそれほど違いは無いのでしょうね。
そして、営業のスタイルにも違いがあります。
大手とローコストの違い
一番大きな大手ハウスメーカーとローコストハウスメーカーの違いは見積だと思う。
大手ハウスメーカーは、なかなか見積をくれません。
私の話し方が悪いのかもしれませんが、とりあえずイベントに参加して、もっと私たちを知ってほしい、などと謎の遠回りをさせてくれます。
まあ、見積するにもコストはかかりますし、いきなりすごい金額を出されても腰が引けてしまうので、そういう手法なのかなあ。
金額はできるだけ表に出したくない、というのもあるのかも
対して、ローコストハウスメーカー。
成績に追われている営業さんだったのかもしれませんが、営業さんのほうから見積させてほしいと迫ってきます。
一度、見学したら即見積でした。
この違いはすごいですね。
ローコストハウスメーカーには、まったく無いわけではないようですが、イベント自体が少ないのも原因かな。
そういえば私がローコストメーカーの2件めに見積をお願いした、ユニバーサルホームは、イベントがたくさんありそうでした。
だから、にぎわっていたんですかね。
それからローコストハウスメーカーの特徴というか、たまたま行ったところがそうだっただけかもしれませんが、すべてFC店でした。
そうなんです、FC、フランチャイズなのです。
ということはどういうことかというと、ハウスメーカーの名前だけ借りてる形に近いですよね。
後日ホームページを見ていて気がつきました。
一体、本部とFCでどのように仕事を進めているのでしょう。
謎です。
構造とかをハウスメーカーの本部がやるんでしょうか?
いまいち仕事の分担などがどうなっているのかはわかりませんが、こうなるとローコストハウスメーカーって、意味があるのだろうか?と疑問もわいてきます。
キッチンやユニットバスなどは、もちろんLIXILなどの設備メーカーのものになるので、ハウスメーカーの特徴は出ません。
ユニバーサルホームの地熱システムのような変わった工法のようなものが無いなら、フランチャイズのハウスメーカーをあえて選ぶ理由はあまりないような気がしてしまうのです。
ローコストを求めるならば、ハウスメーカーではなく工務店でいいのではないだろうか?
そんな気がしています。
思わずローコストではないちょっと大きな普通の工務店に見積依頼してしまいましたが、ローコストな工務店にも一軒くらい見積依頼をしておけばよかったかな。
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